共通テストに対する思いと対策


 受験に関わって毎年感じることは問題文が長くなってきていることです。共通テストだけでなく国立二次、有名私立でも単語数が増加しています。
昨年の共通テストの講評をネットで検索した時に、私と同じ感想を持つ有識者が居て、心強く思ったものです。その内容は大学入試にこれ以上に困難な問題を作るべきではないと言うものでした。その主な主張は80分で行う試験にしては語数が多すぎ、受験生に過度な負担を課しているとしたものでした。
 それが、今年は昨年より更に400単語増えた試験となったのです。残念ながら,今を生きる私達はそれに対応するしかないのです。
 速読力を付けることは長年当塾の重点ポイントにしてきました。その結果が、英語専門の個人塾としては過去のブログで確認できるような有り得ないと言われる実績です。多度津というロケーションにありながら、高松市内、綾川イオン近く、県外の新居浜、昨年は兵庫県からの生徒もいました。
 結果の出ない塾では塾とは言えないと考えています。学校や成績で生徒は選んではいません。本人のやる気があることを最も重視しています。私の理念は各生徒の能力を最大限に伸ばすことです。更に、工夫して満足頂けるレッスンを提供すべく努力を惜しみません。

2023年 合格大学

 

 今年度の当塾卒業生の主な合格大学は以下のようになりました。

それぞれの生徒が頑張った末に志望校合格を勝ち取り、嬉しく思います。医学部志望の生徒はいませんでしたが、私立の最高峰である早稲田大学2名合格しました。

 

早稲田大学 文学部[この生徒は社会科学部と人間科学も合格]

早稲田大学 文化構想学部

明治大学    法学部

関西学院大学 経済学部[この生徒は関西大学他にも合格しています]

 等です。

 

  国立大学

広島大学   教育学部

香川大学   法学部

京都教育大学 理科領域

大分大学   教育学部

 等です。

 

 今年の受験で一番印象に残ったのは、早稲田大学に合格した22歳の、県外出身の生徒のことです。受験勉強とは全く縁がない実業高校の食物科出身で、卒業後はしばらく飲食店で勤務していましたが、将来のために大学で学ぼう!と決心したそうです。予備校にも行かず独力で勉強していました。昨年の春、教え子の保護者(医師)の方からの紹介で当塾で学ぶこととなりました。そして弛まぬ努力の末に早稲田合格を果たしました。

長年受験に携わっていますが、このような例は経験がなく、私自身も受験指導に関する事のみならず様々な事を彼から学びました。 

 

共通テストに関する新たな情報 と近況

 

 長年英語指導に携わっている私ですが、今でも大学受験の研究を怠ることはありません。
 最近もちょっとした発見をしました。共通テスト問題作成のヒントになったのではないかと思わせる本に出会ったのです。
 私は普段、受験とは関係のない大人向けに原書購読のレッスンもしていますが、そこで使用しているテキストです。友人のネイティブスピーカーに勧めてもらったオクスフォード大学出版の書物で、日本ではなかなかお目にかかれません。
 一昨年から開始された共通試験では、以前のセンター試験では見かけない角度からの問題が採用されています。グローバル化が進んでいく現代社会において、時代にマッチした日常英語の習得度合いを意識したような問題で、これまでより実践的で、総合的な英語力が問われています。従来の受験向けの教材や過去問を繰り返しただけでは対応できません。

 詳しくは時間が取れた時にもう少し具体的に示したいと考えています。

>  "楽しいレッスンで英語を得意教科にすることが私のモットーです。前述した新たな気づきを含め、最新の英語情報をその都度レッスンで提供して、各生徒にとって大学入試受験時に最高点を出すこと!に力を注いでいきます。

 

 追】 高松一高の生徒が記述式進研模試の英語が学年1位になっと報告がありました。 これまで丸亀大手前高校、丸亀高校坂出高校観音寺一高では何人も英語1番を出して来ましたが,高松一高では初めてのことで嬉しく思っています。

 楽しい自由な雰囲気で、高得点を取るために、長年の経験から編み出した無駄のない洗練されたレッスンを続けていきます。

 

2022年度 共通テスト 感想と報告

 当塾の今年の最高点はリーディング98点 リスニング91点[昨年より各100点満点]でした。他80点台が二人いました。

 今回の英語の問題は難しくありませんが,昨年より400単語増えたことから速読力のない人には厳しいものになったと思います。

 英語の特性を捉えないで、ただ過去問題等をしても対応できる試験ではありません。文法も含め基本を作り上げ、正しい発音で意味を考えながら長文音読を繰り返す勉強法が大切です。 

 今年は数学を筆頭に歴史的に点数が低い試験でした。共通テストは全体の平均点が悪くても50%くらいを目標に作成すべきです。

コロナ禍で、試験以外でも神経を使う受験生には気の毒な試験問題だったと考えます。

 

 当塾の生徒も正直なところ影響を受けたといえます。英語の点数は申し分なかった京大・国立医学科を目指した生徒が、理数教科の思いがけない誤算で残念な結果になりました。

 例年思うことですが、一流大学の合格を確かなものにするには超得意教科を一つ持つことプラス全教科バランス良く高得点をとる必要があります。毎年受験生と一喜一憂しています。

 

 他の生徒は各自が志望した大学に進学することができました。

岡山大学(歯学部)   広島大学(工学部)

奈良教育大学文化遺産)  徳島大学(総合科学)  

兵庫県立大学(教育)

関西学院 2名 [教育・文学]

津田塾大学 (学芸)

以下重複あり 関・関・同・立 京都産業 甲南女子 等です。

 

 

新共通テスト初年度の合格大学

 

       新共通テスト初年度(2021年度)

 東大や医学科がいない例年と比べると控えめですが、ほとんどの生徒は英語が合格の決め手となっています。各自が納得する大学に入学できたと思います。

 私にとって自分が受け持った生徒は平等に最善の努力を注いでいます。最後に喜んでくれることを楽しみに長年、努力と工夫を重ねてきました。

 毎年のことではありますが、2年以上指導した生徒はやはり英語は強いです。今年の94(100点満点)を出した大手前の生徒は3年間通っていました。偏差値の高い難関大に受かる可能性を持っていましたが、本人のかねてからの希望で入学したのは岡山大学です。共通テスト終了後は正式な合格通知を何の心配もなく待つだけでした。

 当塾は席が空いていれば、成績は関係なく受け入れています。入塾の条件はただ一つ、本人が前向きでやる気のある姿勢があるか否かです。 

 私のレッスンは、経験した生徒や保護者の方には理解して頂いていますが、他の学習塾では味わえない内容の濃い、効率のいい指導を実践しています。今でも卒業生などからの紹介生徒が大半です。

 

国公立大学】 

大阪大学[電子情報] 岡山大学3名[経済2名 文名]

広島大学[経済] 鳥取大学[農学] 山口大学[経済]等

 

【私立大学】

津田塾大学 2名[国際関係と英語英文] 立命館大学 以下一部重複あり 関西大学 同志社女子大 フェリス女学院 京都女子 京産大 武庫川女子 神戸学院 大阪成蹊 等

                             

 当塾は大学受験を目的にしているため高校生・浪人生がほとんどです。高校英語にある程度対応可能な私立中学生や将来を見据えた志のある公立中学校の生徒もいます。

   

 申し込みは受付専用番号【08039202760】でお願いします。席が空いていれば面談します。

新共通テスト(2021年)英語報告

 

 前のブログでも触れていますが,今年の試験形式では高得点を出すこと難しいと予想してました。センター試験では90パーセント、つまり、180点以上出すことは比較的容易で、当塾で190点以上をコンスタントに取ってきたことは過去のブログをみて頂ければ分かる通りです。理由は、間違う箇所にもよりますが,100点満点ですと、2問間違うと90点を確保することが厳しい状態になりますが,200点満点であれば、5箇所間違ったとしても90パーセントを維持することが可能だからです。 

 今年の当塾の最高点は94点です。80点台が3人[89点の二人を含め]いました。

  限られた席が空いていれば、成績は関係なく受け入れるスタイルを貫いている塾としての結果は残せたと考えています。

 今年は昨年のように、東大・京大・医学科に合格するような受験生はいませんが、各生徒の志望大学に合格してもらうため、英作文を中心とした二次対策に力を入れています。

  追】入塾して数か月の丸亀高校2年生と1年生が学年で10番以内(3位と9位)になったと報告がありました。